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多汗症はどこから発症するの?汗が出るところなら、すべて発症するの?

「多汗症の発汗部位」には、背中や腹部、掌(てのひら)、足の裏、わき、頭部(こめかみ等)、顔面などが挙げられ、人間が汗をかくほとんどの体の各部位から発汗することで知られています。
また、それぞれ多汗症の程度によってのレベル分けもされているものもあり、その種類は幅広いといえます。

最も多いのが掌(手のひら)からの発汗で、この部位からの汗が多い症状を「手掌多汗症」と呼びます(手掌多汗症については別項でもご案内しております)。

その他、代表的なものでは『腋(わき)』の多汗症が挙げられるでしょうか。特に脇の場合は『腋臭症(わきが)』と同時に併発している場合も見受けられます。
これらはある程度の努力や対策で治ることが多く、汗の程度の高い場合でも、薬や手術でほとんどが治るとされています。

これに対し、頭部の多汗症の場合は、手や腋ほど対策や手術等で容易に治るものではなく、長期的な治療が必要となります。
発汗部位が頭部からということで、頭部多汗症は手や脇のように汗を隠すことができない厄介な病気と言えるでしょう。

「局所性多汗症」と「全身性多汗症」

人間の体には汗が出る部分(汗腺)が数多く存在しますが、一般的に多汗症は局所性多汗症と全身性多汗症の2種類に分けられます。

汗腺がある部位からのみ汗が出るわけで、その箇所に症状が出るのは当然のことなのですが、汗の発汗部位からみる2種類の多汗症についてまとめてみました。

局所性多汗症(きょくしょせいたかんしょう)

掌(てのひら)や足の裏、わき、頭部(こめかみ含)などの局部からの発汗量が比較的多い場合、局所性多汗症の可能性があります。

特徴として、局所性多汗症の発汗は精神的な起因によるものが多く、精神的に高揚(興奮)した状態や、緊張および不安時に局所性多汗症の症状が起こるとされています。多汗症のレベルにもよりますが、主に精神的な治療方針を選択されるケースが多いようです。

全身性多汗症(ぜんしんせいたかんしょう)

全身性多汗症とは、胸部、腹部、背中や太ももなどの体の胴体部分での発汗量が比較的多い症状を指します。

局所性多汗症の発汗部位(足の裏、わき、頭部など)との併発も多くみられ、体の広範囲に発汗が及ぶのが全身性多汗症の特徴です。