mentalケア

汗と精神面との関係

多汗症の精神的ケアと対策についてですが、多汗症の発病原因のほとんどは精神的起因による影響が多く、焦りや不安などから多汗症状を促している話をよく聞きます。
また、緊張や興奮状態においてもその傾向は顕著にみられます。

こんな話を聞きました。

ある多汗症の方が「満員の電車の時間帯は避けるようにしている」とおっしゃっていました。これは電車に乗って「多量の汗をかく→人目を気にする→心配・不安」による意識からくる精神的発汗を回避するという考えからくるものだと思います。確かに心配や不安を促すような環境は望ましくありません

この人の場合は環境において多汗症に有効的な対策をとられていると思いますが、時間の都合上やむなくそういった場面に身を置くケースもあるかと思います。
そんな時は、ハンカチなどを携帯しておくと精神的に安心感が生まれます(※スペースの都合上、ハンカチを取り出せないこともあると思いますが、持っている安心感は多汗症抑制のリラックス効果が期待できます)。

物理的なケアだけではなく、内面的なケアや対策も大事です

汗をまめに拭くなどのケアも必要ですが、多汗症改善には精神の安定をはかることが大事です。ストレスの無い状態に出来るだけ身を置くことが多汗症の対策に大きな効果を発揮するのです。これは多汗症のレベルの大小に関係なく、総じて重要な対策の一つと言えると思います。

精神的な対策のまとめとして、自分が一番ストレスを感じない状態を知り(理解し)、そしてその時間をできるだけ長い時間保つということで、多汗症の改善につながります。
その方法は別に施設に通うなどといった難しいことではなく、ご自分の趣味に没頭するのもいいですし、音楽鑑賞が好きなら、気に入った曲を聴くのもいいと思います(私の場合はシェイク作りに没頭します・笑)。

運動している男性

特に、運動される方はリラックス効果と共に、脂肪を燃焼しますので、多汗症対策と同時に健康にもいいですね。散歩などもおすすめです。

まずは難しく考えず、とにかくストレスを感じない時間を長く持続するということを意識しつつ、その時間を楽しんでください。おそらく直ぐに実践できるかと思いますので、さっそく試してみてはいかかでしょうか。

清潔感を保つことは大事です!

多汗症の症状はどうしても大量の汗を放出しますので、わきや足の裏などに汗を付着させたまま放置し続けると、汗に含まれる脂分や鉄分まどが細菌によって分解され臭いを発するようになります。
汗は乾いたまま放置せず、出来る限り発汗後には拭き取り、発汗局部を常に清潔に保つように心がけましょう!

なお、汗の臭いはわきがの臭いではないですが、汗そのものの臭いを発するようになります。『汗臭い』ということです。多汗症とわきがを併発している症状の場合は除き、多汗症による汗そのものには臭いが無いのは前述した通りです。

また、多汗症による汗そのものは無臭とはいうものの、その汗を放置したままにしておくと臭いを発するのは、多汗症に限らず全ての方に共通します。

精神的安堵からの改善へ

リラックスしている男性

多汗症レベルの度合いにより、汗が出るごとに拭き取るといったケアは難しいかもしれませんが、日々のケアや対策によっての不安解消、安堵感による精神的安定は多汗症の症状を抑えるうえで十分な効果が期待できると思います。
汗を拭くハンカチやタオル、制汗スプレーなどを常に携帯しておくようにし、清潔にしましょう。ただ、制汗スプレーを使用した後は、必ずよく拭き取るようにしてください。

少しずつですが、多汗症が改善(抑制)されていくのを実感できるようになると、自信や安堵感につながり、また精神が安定することによって多汗症の抑制に繋がるといった好サイクルになります。

多汗症レベルによっては完全に多汗症を改善するのは簡単なことではないですが、こうした個人レベルでの多汗症対策も決して無駄ではありません。多汗症だけに限らず、体を清潔に保つということはとても重要なことかと思います。